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赤毛のアンの最終回にダイアナはほとんど出てこなかった。物語クラブ解散までの赤毛のアンは間違いなくアンとダイアナを中心とした話であった。それすなわち友情の話ということだ。それがクイーン学園での話、つまり学校社会での話になっていき、最後はマシュウ、マリラとの話(家族の話)が中心になり、ギルバートとのすれ違いを解消したところでこのアニメーションは幕を下ろした。いくら心の中で友情というものが永遠であったとしても、直接の関係が途絶えてはもはや何の意味もない。それはただの空想上の生き物に過ぎない。過去の残骸に過ぎないのだ。人類というものは男と女で作られてきたのであって、男と男、あるいは女と女では何も生み出せやしないのだ。僕のある友情というものも、いつだったかわからないうちに失われていた。何が原因だとかそんな話は何の意味も持たない。ただ幾何かは存在していたはずの友情という幻想を信じられなくなったというだけの事だ。どちらか片方でもそれを疑ってしまった時点で幻想は消えてなくなってしまうのだ。もう戻れないし、戻りたいのかと聞かれればそういう訳でもないのだ。それほどに冷たい関係になってしまったのだ。お互いに言ってはいけないことを口にしたんだろう。今までお疲れ様でした。
昨日のご飯
朝:パン
昼:パン
夜