自堕落Everyday

楽しく生きてます。

日記303日目

02/09 22:22

今日は2年ぶりに映画館に行ってSEEDを観てきた。昔は毎週のように通っていたが久しぶりに行くとなると高揚と緊張がある。上映前の予告なんかを見ているだけでもおもしろい。画面がデカイのは楽しいと同時に疲れもするが、何より音の大迫力。映像作品において聴覚への刺激がどれだけ大きな影響をもたらすかは言うまでもない。やはり映画館というのはエンターテインメントの場であると再認識した。映画内容については、うーん、難しい。どこをどう話すべきか。序盤はただのファンディスクかなと退屈していた部分もあったが、徐々におもしろくなっていった。ファンが求めているものをそのまま出す部分と、ちょびっと避けているような部分とのバランスが良かった。あとは結構ぶっ飛んでいて楽しかったかな。モビルスーツ戦にしても魅せ方にしても。ただ、作品のテーマはちょびっとよく分からないというか、SEED、SEED DESTINYに対するアンサーとしての作品がこれなのかというピンとこないところもあった。怒り、恨み、憎しみ、とそれに対する赦しというのがSEEDのひとつのテーマだと僕は思っている。そこへのアンサーとして今作では過剰なほどに愛を謳っているが、あまりにも直接的にただ言葉で語られ過ぎているように思う。ドラマが弱い。あとはキラがみんなの前で心の声を吐き出すシーン。あれにはリアリティを感じなかった。キラ・ヤマトとはいつもそれを1人で抱えて泣いている人間で、みんなはそれを知っているが、そのうえで戦ってもらわなくてはいけない。だから安易に鼓舞も出来なければ慰めもできない。そんな中で生きていると思う。ラクスに裏切られたことはキラ・ヤマトにとってあれほど冷静でいられなくなる出来事であるというのはもちろんわかる。が、そのうえでやはりあそこまで心境をなんでも口にするキラには違和感がある。周りの人は常にキラに抱えているものがあることを知っているのだから、わざわざみんなの前でキラが荒ぶる、というシーンにする必要はなかったように思う。アスランにぶっ飛ばされる必要はあるので、あのシーンは二人だけの場面でやって欲しかったというのが個人的な思いだ。まあ他にも細かい違和感とかはあったけどかなり楽しかったし、SEEDの久々の新作が見れたこと、田中理恵さんの声が聴けたこと、それだけで充分かな。もう1回くらい観にいきたいが、レイトショーの時間がなかなか合わない。ぐぬぬ

 

今日の1枚

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今日のご飯

朝:ポテトチップス

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夜:カップ