今日は、というよりここ数日は夜寝て朝起きる生活を送れている。おかげか体調良好である。
今日は朝食にクリームパンを食べた。(写真は食べかけ)
朝から君望をやっていた。相変わらず進みが遅い。(というか1時間おきに休憩しているw)
水月BADの分岐に入ったところで1度手を止めてお昼ご飯を食べた。
またパスタか。と思うかもしれないがまたパスタである。理由は安くて美味しいからという他にない。
その後君望を再開して、夕方頃に水月BADをクリアしたのだが、
んーーー
なんぞこれ。
という感じである。
今まで美少女ゲームが好きというのを隠して生きた瞬間は一度もなかった。今まで僕が触れてきた作品は、僕にとって素晴らしいものだったからである。
まだこのゲームの断片しか見ていないので、この作品がどうこう言うつもりはないが、このルートに関して言えば素晴らしいものとは言えない。BADルートだからどうのという話ではない。
美少女ゲームは有害であると言う意見は多々見かける。今までそんなものは実にあほらしいという思いと、そういう部分もあるということを認めてるという真反対の2つの思いが僕の中にはあった。(ただし、これは美少女ゲームに限らずこの世のありとあらゆるものに対して言えることである。)
今日、僕がこのゲームをやって感じたことは、このお話は「有害」であるということだ。
こんなもんに入り込んでいたら頭がおかしくなる。逆に言えば、僕は入り込んでしまうほど夢中になっていたということでもあると思う。
そういう意味では、僕にとって素晴らしいお話ではなかったが、素晴らしい体験ではあった。世間様が僕らをどういう目で見ているのかを少し理解出来たからだ。
こんなものばかりやっていては頭がおかしくなる。その通りだ。
何度も強調しているが、あくまでこのお話は1作品の中の断片であり、これがこの作品の全てでもなければ本質でもないであろう。
しかし、それでもこういったものに人間が触れるべきなのかというと僕はノーと言いたい。
それが「お話」であるということをどれだけ分かっていてもだ。「物語」でしかないと分かっていてもだ。現実と虚構の区別がついているかは問題ではない。
この世のありとあらゆる「作品」と呼ばれるものは人を呑み込む力がある。「作品」とは魅力があるのだ。人が心血を注いだものなのだから、当然だ。
現実と虚構の区別がついていないから頭がおかしくなるのでは無い。頭がおかしくなって現実と虚構の区別がつかなくなるのだ。
僕はこのお話をもってそれを体感した。
繰り返すがこれはあくまでも断片だ。だから僕は見ねばならない。こんな思いをしたのだから。敗北したのだから。見出さなければならない。この作品の本質を。描きたかったものを。本当の姿を。真実を。
そうして初めて僕はこの作品と対等に向き合えると思う。というか向き合わなくては僕の気が済まない。
とにかく今は憤っている。それだけだ。