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文化的混沌を極めた昨今、何がそれにあたるのかすら最早わからなくなってきている。例えばブルース・スプリングスティーンを聴きながらおーいお茶を啜るだとか、洋服を着て歌舞伎の見物に出るだとか、そんなものが日常となっている。よく考えたらおかしな話である。既に日本という国はほとんど失われている。おたく文化は数少ない生き残りの文化と呼べるものかもしれない。一貫する、共通認識を持つ、普遍性と革新的が共存する、そういったものがまだ微かに残っていると思う。特にこれだけの情報が入り交じった世界で一貫するというのは難しいことかもしれない。僕が東京に出かける日なんてのはかなり行動に一貫性があると思う。つまり漫画を探し、アニソン系CDを探し、Blu-rayを探し、フィギュアを探す。これしかないのだ。しかし、ここで大事なのはちゃんと耳には電波ソングなんかをぶち込んでおくことだ。尾崎なんかを聴いたらそれまでの行動全てが台無しなのである。
今日のご飯
朝:パン
昼:パン
夜
