07/08 21:49
今日は午前中に音楽を聴きながら掃除をした。
最近はアニソンを聴く頻度が減っている。その分、新しい発見があって面白い。時代によって流行りのアレンジの方向性だとか、アニソンの文脈の中でも様々だと思う。
前にずっと聴いていた曲でも、ここにこんな音入っていたのかと気付かされたりすることも多々ある。
キャラソンなんかだと、声優さんの声＋アップテンポな曲は電波ソングっぽく聴こえがちだが、普通にいい歌だったりして頭がパニックになる。
どちらの発見からも言えることは、僕は今までただ消費しているだけだったということ。ルーティンの一部、生活の一部として溶け込んでいた。なんとなくの好き嫌いでしかなかった。それ自体が悪いことなのかというとそうでも無いとは思う。なんとなくのフィーリングが一番純粋なものでもあるのだから。
でも、闇雲に消費するだけというのは、なんだか悲しすぎるんじゃないか。
今の世の中、流行の入れ替わりがものすごく早いのは多分そういうことだろう。新しいものをどんどん取り入れるのは、とても素晴らしいことだと思う。でも、それはちゃんと消化していればの話。今はなんでも咀嚼せずに丸呑みしてるみたいだ。 YouTubeなんかがわかりやすいと思う。僕らの世代は小学校高学年くらいからは当たり前に、生活の中にYouTubeというものがあった。今までどれだけ時間を費やしたのだろう。何本の動画を見てきたのだろう。その中で心に残っているものがどれだけあるのか思い浮かべて欲しい。少なくとも僕の中に浮かんでくるものは確実に、今まで見てきた動画全体の1%以下だ。
一方、今まで読んだ小説や漫画、今まで見たアニメ、今までやったゲームは何割くらい心に残っているだろうか。多分3作品に1つは染み込んでいると思う。
もちろん量だけではなく、むしろ質の方が重要だと思う。ストーリーは好きではなかったけど、ここの一行だけはどうしても忘れられないだとかそういったものもたくさんある。
だから数だとか割合が云々では無いけれども、YouTubeはただ消費しているという面があまりに強すぎると思う(最近は人によってはアニメやソシャゲなんかもそうなりつつあるかもしれない)。
YouTubeが悪いのではなく、それの使い方、使う側に問題がある。
今までのままで充分幸せだし、楽しいかもしれない。
それでも、もう少し人生の送り方を考えようと思う。
生活習慣的に、ルーティンとして取り込む部分と削るもののバランスをしばらくは調整してみようと思う。
人生で何が大事なのかは人によって違うだろうけど、少なくとも僕はただ消費していくだけなんてのは、あまりに刹那的すぎると思うんだ。
今日のご飯
昼ごはん:ポテチ
夜ご飯
