12/25 23:01
今日という日をクリスマスだと認識しながら過ごした人が幾人いるのか想像もつかないが、少なくとも僕は今日がクリスマスだなんてことはたったの今まで忘れていた。つまりいつも通りの日常があった。朝起きてパンを炙りホットサンドに変身させ、その後髭を剃る。手袋をはめて家を出た。普段となんら変わらない道を歩き、いつも聴いている尾崎豊を流し、いつも通り出勤する。僕の人生からどんどん記念日がなくなっている。子どもの頃、クリスマスをどれだけ待ち望んだだろうか。正月や誕生日はもちろん、こどもの日でさえも特別な日のように思えた。今、自分が2人いる。毎日を特別な日だと感じて過ごしていたい自分。毎日を同じように過ごしていたい自分。どちらも自分の本音であるし、どちらにも反論している自分がいる。小さい頃にもサンタを信じていたい自分と、サンタなんかいないと覚めていた自分がいた。結局、今でも僕は子どもなのだ。多分、今でも僕はサンタを信じているのだ。だから今日は良い夢が見れるだろう。
今日のご飯
朝:パン
昼:パン
夜
